天然ガスの特徴
天然ガスを原料とした都市ガスはクリーンなエネルギーです。
都市ガスの原料「天然ガス」は、メタンを主成分とする無色透明のクリーンエネルギーです。
地球温暖化や大気汚染などの主原因となるCO2(二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)等の排出量は、他の化石燃料に比べ、はるかに少なくてすみます。
安定した供給が可能です。
天然ガスの産出地は世界各地にあり、埋蔵量で約144兆m3(2000 年1月現在)が確認されています。
さらに新しいガス田も次々に発見され、石油資源のように特定の地域に依存するものと異なり、最も安定した供給が確保されているエネルギーです。
広がる天然ガスの利用
天然ガスの持つ優れた省エネルギー性、クリーン性、経済性、供給の安定性は、世界的に注目されており、環境保全をめざした都市づくりに最適なエネルギーとして評価されています。
わが国でも、既に供給される都市ガス原料の約8 割が天然ガスとなっており、利用技術としてのガスコージェネレーションシステム、ガス空調、燃料電池なども広く利用され始めています。また圧縮天然ガスを燃料として使用する天然ガス自動車も利用されはじめており、さらに広範な利用が進むことが期待されています。